農機具のリサイクルと買取

買取されたトラクターやコンバイン
リサイクル農機具の活用

リサイクル農機具

国内で販売

買取された農機具のほとんどかこのパターンに当てはまります。例えば8月に三重県の農家から中古専門店に買い取られたトラクターが翌月に千葉県の農家に購入された、といった具合です。 完全にクラッシュしてしまう前に買取してもらうケースも多いですし、状態が良ければ簡単な整備ですぐに国内の農民が使えるようになります。 いくら中古でも販売するからには最低限の整備は怠れませんし、下取りした翌日に購入希望者と契約した、なんてほどのスピードはありませんが、 国内でもけっこうな需要があるのは確かなことです。 このような国内での売買ならインターネットでオークションサイトを利用すれば個人でも出来そうですが、トラブルの元にもなりますし 手間を考えるとそんなにいい思いはできないかもしれません。 広いネットワークと販売網、経験を持つ業者を利用したほうが、手っ取り早くリサイクルに貢献することができるでしょう。

国外へ輸出

「ボロボロだしもう誰も欲しがらないだろうな」と思える中古の農機具でも、日本以外ではまだまだ活躍する機会は残されています。 私達の常識では不用品、使用不可能と判断されそうな状態のマシンでも、後進国で重宝されているアイテムはいくらでもあるのです。 丈夫で高性能との評価を得ている日本製の機械ですが、それは農機具でも当てはまり少々年式が古くても引く手数多なので安心してください。 なんでも手広く扱っているリサイクルショップでは高値買取してもらいにくいかもしれませんが、国外へ輸出をしていたり販路を持っている業者ならば製造されてから 10年近く経過している農機具でもそこそこの値段を提示してくれるでしょう。 輸送するのでその分の経費はかかりますから爆裂な金額にはならないかもしれませんが、スクラップされるよりももう何年かは現役生活を続けてもらえることになるでしょうし、 喜んで送りだしてあげたいですね。

パーツ取り

もう壊れてしまって動かない、本格的な修理をしないと使えないので誰も買いたがらないだろうという状態でも諦めてはいけません。 自動車でもありますがパーツ取りには使えますので、壊れた農機具でもいくらかの金額にはなる場合もあるのです。 そのマシンを修理して使うのは割に合わない、でも壊れてない部品を他のマシンに移植することなら可能だ、といったケースです。 トラクターのエンジン故障なので修理に数十万円はかかってしまう、でもそれ以外のパーツはまだまだきれいだし捨てるのはもったいない、そんな場合ならきっと買取してもらえるでしょう。 同じ形式でパンクしてしまったトラクターにタイヤを融通したり、座席が破損してしまったトラクターとシートだけ取り替えたりと、利用価値はあるのです。 個人間の売買ではなかなか成立しないことですが、業者ならばそういったことも対応可能となっております。

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